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い草のスクリーン

 日本には昔から、「すだれ」の文化があります。 日本家屋にかかる「すだれ」は蒸し暑い日本の夏に、涼を感じさせてくれます。 窓から差し込む日差しを遮断しながらも風を通す役割で細く切った竹で出来ています。 い草のスクリーンは、い草をあらく織っていますが、絡み織の技法を用いることによって、 薄くても形状が安定し、色糸を組み込むことで涼やかさと華やかさを感じられます。 お部屋の空間に間仕切りのように吊るすことで、い草の香りとともに観葉植物のような 癒しの空間をつくってくれます。 黒に金の水引を織り込んだスクリーンは、平成25年「21世紀えひめの伝統工芸大賞」を頂きました。 い草を黒く染めていますが、これは表面を染色するのではなく圧力をかけて芯から染める特殊な染色です。 水引は、紙の町であり水引細工の伝統工芸の伝わる愛媛県四国中央市にて特注サイズで作って頂きました。 い草と水引という異素材を織り込む技術にも織職人の熟練が必要とされます。 生成のい草のナチュラルな味わいと、黒い草と水引のモダンな味わいをお楽しみ下さい。

 

2013年度 21世紀えひめの伝統工芸大賞 大賞受賞

 

 いぐさスクリーンは、2013年度の21世紀えひめの伝統工芸大賞で大賞を受賞しました。

ー21世紀えひめの伝統工芸大賞とはー

愛媛県や伝統的特産品等を生産する組合で組織する実行委員が、県内の伝統的特産品等の伝統工芸士や次代を担う技術者によって制作された市場価値の高い商品を、平成13年度から毎年顕彰しているものです。

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